桐陰会雑誌 第141号の初期ドラフトを追加し、日付を2025-10-19に修正

Author: yuubinnkyoku

content/posts/桐陰会雑誌/141/index.md

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 title: "141"
-date: 2026-10-19
+date: 2025-10-19
 description: "桐陰会雑誌 第141号"
 tags: ["桐陰会雑誌","部誌","年次"]
 series: ["桐陰会雑誌"]
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 ## 電波研究会
 
+電波研究会今年一年の活動をふりかえってみると、研究の内容も活動も去年に比べて低下したものである。  
+まず私たちが引き継いだのは、去年の委員長選挙のまっさい中、当時一年だった私たちに受け継がれた、一年が会をリードしていかねばならない、困難なスタートであった、そして、私たちは目標を会合で決定した。  
+一、JAI-ZXSの増設  
+二、無線工学基礎理論の向上  
+これは、私たちが一年であったため、二年がかりの目標を立てた、「一」について、これは去年」「アマチュア無線」を研究課題にして作ったアマチュア無線局である。その際にして定められた「国際的アマチュア無線活動を行なうことにより、技術的研究を行ない、さらに国際親善に努める」という偉大な目標がある。この目標に近づこうというつもりで定めた目標である。というのはこれは来年、行なうものである。この目標については、来年のこの場をかりて言いたいと思う。  
+次に「二」これは、当時一年の私たちの実力は去年とは格段の差があった、だから「一」の目標を達成するにも実力がなくてはと思いこれを定めた、実際、これは「ブリッジ回路の研究」「トランジスターの研究」などでしたが、少しつっこみ方が足りなかったと思う。  
+次に学芸発表会参加について、これについては賛否両論が出ていたが、今年はとりあえず参加した、というのも、「学芸発表会を目標とした研究を行なっても、一般生徒に理解されない」という事実があるからである、でも参加するには、と力を入れたがさんざんであった。  
+そこで、電研は活動が低下したと前に述べたが、実際、数字にもあらわれてくる。去年毎月発行されていた会誌<elektron>が、五号だけ、予算が、二三五〇〇円から、九〇〇〇円へ、しかし会員数は、一年生が、十二名入会し、二十六名から、三十三名へ（三年、七人、二年、十四人、一年、十二名）にふえた、またその一年生には、自作のおもしろさを知ってもらうため、ラジオを作ってもらった。また、去年の偉大なモットー「自作と実力」「協力と発展」がうすれてしまったこと、これが特に会合上影響したと思う。しかし、活動が不活発になったといっているのではない。「出席率八〇%、会合100%」という、会合当初の活動目標の「会合100%」は充分にやったと思う、活動が低下したといってもいまだ元気な電研である。  
+その元気な電研の何年後には、  
+「CQ CQ CQ THIS IS JAIZXS. HALLO CQ CQ CQ THI…………………………………………」  
+という声が、全世界にいや、全宇宙へとひろがるであろう、そして、電研は、世界の電研、いや宇宙の電研へと発達し、目標である「国際親善」が達せられるであろう。  
+そして、〇〇さんをはじめとする三年の諸先輩、ありがとうございました。  
+最後にお世話になった〇〇先生、ありがとうございました、そしてまたよろしくお願いいたします。